違った自分に生まれ変わりたい。
影響力をもちたい。
生活を変えたい。
もしあなたがそんな事を考えていて、成長したいなら
関心の輪に注意しましょう!
関心の輪と言うのは、自分で変えられる範囲の事です。
ここを頑張ると影響力をもち、生活が変わっていきます。
こちらの記事では、そこら辺の話をもっと深く書いています。

【関心の輪と影響の輪】自分の力は中から外へ
関心の輪と影響の輪
ここで自分が主体的かどうか見てみましょう。『関心の輪と影響の輪』というものがあります。
まず、自分が関心のあることを書き出して見ます。
それは何でもいいです。例えば健康、家庭環境、毒親、仕事、ブラック上司、アイドル、恋愛、政治、スポーツ、お金。
自分がコントロールできるものと出来ないもの
思いつく限り書いて改めて見てみると、自分がコントロールできるものと出来ないものがあることに気がつくと思います。
例えば、家庭環境は自分の影響が及びますが、親のコントロール出来ませんし、仕事は自分の影響が及びますが、上司はコントロール出来ません。
友人との関係はあなた次第ですし、芸能人のゴシップにはあなたの影響は及びません。
人は他人のことを変えることは出来ません。変えられるのは自分だけです。
このように慎重に自分がコントロールできるものを選び出し、影響の輪の中に書き出して見ましょう。分ける際の考え方は下に書いています。
あなたはどちらに時間と労力を注いでいる?
このようにして見た時、あなたはどちらの輪に時間と労力を注いでいますか?
主体的な人は中の『影響の輪』に力を注いでいます。
一方、反応的な人は他者や周りの環境、自分にどうしようも出来ないことに関心が向けられ、自分の影響力の及ばない『関心の輪』に力を注いでいます。
関心の輪を大きくしない
そのように自分がどうすることも出来ない関心の輪に力を注ぐと、関心の輪は大きくなり逆に影響の輪は小さくなっていきます。
そして関心の輪の中の出来事は自分ではコントロールできないため、わたしたちはその中の物事に支配されます。
物事を3つに分けよう
でも、自分でコントロール出来るのかなどの判断は難しいですね。ここで実際に分ける際の考え方を考えて見ましょう。あるのは3つです。
- 直接的にコントロールできること(自分の行動に関わる問題)
- 間接的にコントロールできること(他者の行動に関わる問題)
- コントロールできないこと(過去の出来事や動かせない現実)
別々に引用を使って見てみます。
直接的にコントロールできること
自分が直接的にコントロールできる問題は、習慣を改めれば解決できる。これは明らかに自分の影響の輪の中にある問題である。
(『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』(スティーブン・R・コヴィー, フランクリン・コヴィー・ジャパン 著)より)
間接的にコントロールできること
間接的にコントロールできる問題は、影響を及ぼす方法を考えることで解決できる。私は、影響を及ぼす方法を三〇種類以上は知っているつもりだ。
相手の立場に身を置いて考える、それとは反対に相手とは違う自分の主張をはっきりさせる、あるいは自分が模範となる、説得する。他にもいろいろある。
しかしほとんどの人は、三つか四つのレパートリーしか持ち合わせていない。たいていは自分の行動の理を説き、それがうまくいかないとなると、「逃避」か「対立」かのどちらかになる。
これまでやってきて効果のなかった方法を捨て、影響を与える新しい方法を学び受け入れれば、どれだけ解放的な想いになることができるだろうか。
(『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』(スティーブン・R・コヴィー, フランクリン・コヴィー・ジャパン 著)より)
コントロールできないこと
自分ではコントロールできない問題の場合には、その問題に対する態度を根本的に改める必要がある。
どんなに気に入らなくとも、自分の力ではどうにもできない問題なら、笑顔をつくり、穏やかな気持ちでそれらを受け入れて生きるすべを身につける。
こうすれば、そのような問題に振り回されることはなくなる。
アルコール依存症の更生団体、アルコホーリクス・アノニマスのメンバーが唱える祈りは、まさに的を射ている──
「主よ、私に与えたまえ。変えるべきことを変える勇気を、変えられないことを受け入れる心の平和を、そしてこれら二つを見分ける賢さを」。
(『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』(スティーブン・R・コヴィー, フランクリン・コヴィー・ジャパン 著)より)
すべての鍵は影響の輪の中にある
そして本の中ではこう述べています。
直接的にコントロールできる問題、間接的にコントロールできる問題、コントロールできない問題、どんな問題でも、それを解決する第一歩は私たち自身が踏み出さなくてはならない。
自分の習慣を変える。影響を及ぼす方法を変える。コントロールできない問題ならば、自分の態度を変える。解決策はすべて、自分の影響の輪の中にあるのだ。
『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』(スティーブン・R・コヴィー, フランクリン・コヴィー・ジャパン 著)より)
重要なのは影響の輪を広げること
本の中である例が書かれています。また僕の友人の体験談風に書きます。
友人の会社の社長は典型的なワンマン社長でした。
彼は実際に優秀でしたが、部下の意見を全く取り入れず、事細かに部下の幹部に指示をし、みんな辟易していました。
『もうこんな会社でやってらんないよ』『あの社長はいつ引退するんだ?』
休憩時間の話題はもっぱら社長の悪口です。
しかし、僕の友人は違いました。社長を変えること出来ないことは分かっているので、彼は主体的に動き、率先力を発揮し、常に先を予測し、社長の欠点を批判するのではなく、補うことに努めました。
つまり彼は自分の影響の輪にフォーカスしていたのです。
他の幹部同様、社長の使い走りにも使われましたが、その時でも社長のニーズを読み、考え方を理解しました。報告を上げる際には、社長が知りたがっていることを分析し、その分析に基づいて助言も添えました。
会議の際、また社長は幹部にそれぞれ細かな指示を与えました。しかし社長は彼に対しては余計なことを言わない他、意見まで求めるようになりました。
今度はそれが気に入らなくなるのが同僚の幹部です。彼は同僚たちの槍玉にあげられました。反応的な人の典型的なパターンです。
しかし、彼はその同僚たちにも主体的に接していき、彼の影響の輪は社長をはじめ、同僚にまで及んでいったのでした。
問題は外にあるのか中にあるのか
ここまで読んで分かるように反応的な人にとって問題は常に外にあります。
主体的な人にとっては問題は常に内側にあって、それを解決し外側へ力を広げていきます。
まとめ
というように、自分主体の生き方、考え方をすれば自ずと周りも変化するんですね。
なぜなら、あなたが変わったから。
あなたに良い変化が生まれることを祈ってます、そして僕も主体的に頑張って生きます!
お互い頑張りましょう!!