この合宿は自分のテルミー線に火をつけることなく3日間が終了しました。ですが、不思議とあたたかく満たされた3日間でした。
火をつける以前の他人の健康に寄り添うための治療家としての土台を学んだように思います。火を扱うことの効果を体感すれば体感するほど同時に火の怖さも心に置いておかなくてはいけない。人には自前の熱やエネルギーがあります。療術師だからといってそこに立ち入るわけにはいきません。本来は自分から巡っていけるのですから。 火を扱いながら風を扱う如く血液やリンパ液やエネルギー、やりたいの気持ち、健やかに生きたい気持ち、自己実現への「流れ」をつくるお手伝いができるそのことを含めてイトオテルミー療術師なんだと私は解釈しました。.日本の1人のドクターからはじまったこの家庭健康療法が異国の地へ渡り、文化が違っても心地良さを受けとる「心」は同じなんだと感動しました。そして神秘的で素晴らしい経験をした如く全身テルミーの体験を自分の言葉で語る姿は嬉しさだけでなく誇らしさを感じました。丁寧なフィードバックの言葉一つ一つから尊敬の念や誠意を感じました。
伊藤金逸博士、企画運営してくださった方々、同じ空間を共有できた皆様、本当にありがとうございました。